多くのブリーダーは個人事業主、家庭内労働の形態が多いのですが、当社はトリマーのスタッフが複数います。法改正前は代行販売と言っていましたが、経過観察になってから、空輸されて来た子犬子猫を2日間以上預かるのを嫌がって多くのブリーダーが対応をやめました。逆に言うとスタッフがいるからお引き受け可能なのです。

飛行機等で送られて来た子犬子猫をお預かりして、法律通り48時間以上の経過観察を行い、当社の事業所で対面による現物確認・説明を行ってお渡しをしております。馴染みのない商取引で不思議や不安に思う気持ちを抱かれると思いますが、法律違反をせず費用や時間を抑えて希望する子犬子猫を受け取る事が出来ます。こちらでお預かり中は、LINEで動画を送ったりしてお客様に喜んで頂いています。

詳細な費用は下記を参照してください。総額2万円前後になります。

こちらでの対応時間は飛行機の到着時間にも寄りますが、基本的には13時、14時、15時の1時間間隔（16時から18時の間は応接室の使用不可）、18時、19時となっています(複数のお客様で調整の必要や48時間以上のお預かりで時間が変わる事はあります)。そして対面で説明の為、ご来訪時間を決めています。他のお客様の対応やこちらの都合上「13時から14時の間に行きます」と言う幅のあるご指定はお断りしています（法律上20時以降のお渡しは禁じられています）。遠い方だと北は宮城、新潟、富山。西は長野、山梨、静岡辺りから委託販売の引き取りの為にお客様が来られます。ほとんどのお客様がそういった事をご理解頂いて時間通りにご足労頂いています。

 ちなみに受け取ってから48時間ではなく、犬舎で観察を始めてから48時間となります。仮に12時に羽田空港で受け取った場合、13時半頃入舎・観察開始となり最短で(2日後の)14時のお渡し対応になります。

午前中引き取りを希望されるお客様がいらっしゃいます。仮に12時に羽田空港で子犬子猫を受け取った場合、飛行機は羽田空到着が11時15分位の便です（到着から受け取りまでターミナルまでに届くまで40分から1時間位かかります）。その便に地方ブリーダーが載せるには1時間から2時間（飛行時間）前の出発の飛行機、つまり10時前位に現地出発の便。そして現地出発の1時間半～2時間前(航空会社による)には送りの手続きが完了していなければなりません。システムが変わり締め切り時刻から1秒でも遅れると受け付けてもらえません。ブリーダーの朝はとてもとても忙しいのですが、このケースで言えば空港で、8時までには空輸の手続きが完了していなければなりません。お客様の方で午前中に受け取りたいと言うのは飛行機の手続きや経過観察時間を考慮すると、大変になって来ます。