犬のワクチン予防接種は法律で定められている「狂犬病ワクチン」と犬がかかりやすいいくつかの感染症への対策として接種する「コアワクチン」、生活環境などにより接種を決める「ノンコアワクチン」があります。もちろんトイプードルもワクチン予防接種は欠かせません。 生まれてすぐは母犬から「移行抗体」という病原菌を倒す免疫を貰っていますが、生後40日頃からは少しずつ失われてしまいます。そのため、生後45日から60日の間に初めての予防接種を受けさせる方が多いです。移行抗体を持っている子犬のトイプードルはワクチンを打っても持続性がない可能性があるため、2回から3回は接種する必要があります。 しかし、体にウイルスを入れるワクチン接種は副作用が起こる可能性も当然あります、特に小型犬の場合アナフィラキシーショックが起きるリスクが高いため、慎重に時期を見極める必要があります。